所長コラム(149)「春の甲子園」

皆様、こんにちは。運動研究所の宮島です。

早いもので、今年も3月になりました。多くの会社では年度末の決算に向けて、取りまとめの作業が行われる時期ですが、学生の皆さんにとっては卒業のシーズンでもあります。私もとっても下手ではありましたが、中学や高校ではサッカー部に所属していて、先輩の卒業に伴って新しいチームになっていくことを実感していったことを思い出します。

さて、今月18日から30日までの予定で第96回選抜高等学校野球大会(いわゆる「春の甲子園」)が開催されます。主催は毎日新聞社(公財)日本高等学校野球連盟で、毎日新聞社のHPには通称として「センバツ高校野球2024」という形で紹介されています。

開催概要のページには、出場校の選抜基準として「地区別校数は、北海道1▽東北3▽関東・東京6▽東海3▽北信越2▽近畿6▽中国2▽四国2▽九州4。従来より、21世紀枠が1減の2枠となり、中国と四国地区の比較枠をなくす一方、東北と東海地区がそれぞれ1枠増の各3枠とする。「関東・東京」は関東4校と東京1校を選んだ後、残り1校は両地区を比較して決める。」と書かれています。

いわゆる夏の甲子園(全国高等学校野球選手権大会/主催:朝日新聞社、(公財)日本高等学校野球連盟)は各都道府県で行われる地方大会の優勝校が出場権を獲得しますが、センバツ高校野球の場合は「地区ごとの大会の結果を参考に選考委員会が出場校を『選び抜く』ことになって」いるそうです。時期も出場基準も違う両大会ですが、近年まで続いている理由には、朝日新聞と毎日新聞というライバル関係も影響しているのかもしれませんね。

次回はもう一つの「春」の高校生の競技大会について書きたいと思います。

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