所長コラム(89)「暑かった、いや熱かった夏」

皆様、こんにちは。運動研究所の宮島です。

昨日の閉会式をもって、パラリンピックも終了しました。
今年の日本は暑い日ももちろんありましたが、日によっては肌寒い日があり、不思議な気候でしたね。

一方、オリンピックでは、日本選手団が過去最高のメダルを獲得するなど大きな「熱い」盛り上がりを見せてくれましたが、パラリンピックではオリンピックとは違った意味での選手たちの頑張りを目の当たりにして、新たな驚きと感動を感じさせてもらいました。
世に言う「何らかの身体的ハンディキャップ」を持った選手たちではありましたが、競技においてはそれをハンディキャップと思わせないパフォーマンスを見せてくれましたね。

私は以前にこのコラムで「できないことではなくできることに目を向けたい」と書きましたが、その時の気持ちがいかに軽いものであったかと恥ずかしさも感じました。
私はいわゆる「上から目線」でパラリンピックスポーツを見てしまっていたのだと気づかされたのです。
人それぞれで得手不得手があるものですが、パラリンピックスポーツもその延長線上にあるのではないかとも感じました。

次回もこの点について書きたいと思います。

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