所長コラム(66)「新しい日常でのスポーツ」

皆様、こんにちは。運動研究所の宮島です。

さて前回は、こういう時期にこそ、スポーツや運動が生活の活力を維持することに有効ではないか?ということを書きました。

スポーツを「する」ことに関しては言わずもがなかもしれません。
適度な運動により健康な生活を営むことはほとんどの方が認めていらっしゃることと思います。
免疫力の向上、体重の適正化、循環器の機能向上など、挙げればきりがありません。

また「みる」ことでいえば、心が沈みがちなこういう時期に、仕事などとは別の生活の軸になりえるのがスポーツですし、コミュニティへの帰属意識も持つことが可能となります。
いわゆる気分転換やストレス発散にもなるでしょう。

コロナ禍においてどのような形で試合を行うのかについては、各リーグや教会などのみなさまが慎重に検討し、検証なども行いながら実施されています。
しっかりと感染対策を徹底しながら、スポーツを日常化して、スポーツでコロナを吹き飛ばそう!と思うのです。
精神論に聞こえてしまうかもしれませんが、かつて「病は気から」ともいわれました。「元気があればなんでもできる」という人もいました。
ワクチンや特効薬ができるまで、少しでも元気な気持ちで過ごせれば、それは「人類がコロナウィルスに勝つ」ことにつながるのではないでしょうか。
その先に来年に延期された東京オリンピック・パラリンピックが開催されれば、これほどうれしいことはありません。

次回は「スポーツと安全」について書きたいと思います。

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