所長コラム(38)「子どもの人生」

皆様、こんにちは。運動研究所の宮島です。

前回は、真夏に子どものスポーツ大会を行う意義は何か?を考える必要があるということを書きました。

近年、競技スポーツの若年層へのアプローチが活性化されていることは感じます。しかし、子どもはまだ未成熟であることが多く、ましてや未成熟の子どもを灼熱の真夏に競技させることによって熱中症はもちろん、「こんなこともうやりたくない」と思わせてしまうことによって燃え尽きてしまっては元も子もないと考えます。

我々大人は、子どもが如何に成長するかともっとしっかり考えてあげるべきではないでしょうか?先日参加した講習会でも、「子どもを如何にケガなく成長させて、大人になった時に開花させることを考えるべき」ということが発表されていて、ようやくこういう時代になったか…と感慨深い思いを抱きました。

次回は「東京オリンピック1年前」について書きたいと思います。

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