所長コラム(61)「体を動かす”要素”」

皆様、こんにちは。運動研究所の宮島です。
おかげ様でこのコラムも60回を超えました。私の考えを短い文章で少しずつ書かせていただきながら自分の考えもまとめることができています。

さて前回は、勝たなきゃ意味がないことはない、と書きました。
確かにスポーツの競技を行う上では「思い通りに」「動く」ことが必要です。
私は「思い通りに」とは「自分がどう体を動かすべきかを認識する能力」、そしてこの場合の「動く」とは「思った通りの体の動かし方を実現できる能力」と考えています。

競技のパフォーマンス向上にはこれ以外にも、相手に押し勝ったり、ものを遠くに投げたりする筋力(パワー)や、その筋力を長時間維持する筋持久力、長距離走のような場合に全身に酸素を供給する循環器の機能などもバランスよく向上させる必要があります。

次回も引き続きこのテーマについて書きたいと思います。

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