所長コラム(71)「トップ選手でお医者さん」

皆様、こんにちは。運動研究所の宮島です。
前回はコロナ禍で地元の人を救っているローレント・デュバニーターディフ選手について、書きました。

私はそのことについて違和感を覚えたとも書きましたが、もちろんデュバニーターディフ選手に対してではありません。
「なぜ、このような選手は日本では生まれてこないのか?」ということに対してです。

日本でも、トップ選手が医師になることが皆無ではありません。
先日、ラグビー日本代表として2019年のワールドカップでも大活躍した福岡堅樹選手が15人制も7人制も日本代表からは引退し、医師への道を進むと発表されました。
ただ、このような選手があまりに少ないと感じます。

欧米などの例を垣間見るだけでも、トップ選手として活躍した人が引退後に医師や弁護士になったり、あるいは実業の世界で活躍したりという例は少なからず耳にします。
この彼我の差はいったいなぜ生じるのでしょうか?

次回もこのテーマについて書きたいと思います。

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