所長コラム(69)「ウィズコロナ時代」

皆様、こんにちは。運動研究所の宮島です。

11月になって、今年の暑い夏が嘘のように過ごしやすい気温になってきましたが、一方で今年の秋は雨が多く、すっきりとした秋晴れの空をあまり見ていないような気がします。
スポーツの秋、のはずなのですが、やはり観客数を絞って行われる各競技のリーグ戦などを見ると、少し寂しい思いをするのは私だけでしょうか。

さて、アメリカにも、ご存じのように多くのスポーツのリーグが存在し、三大とも四大とも言われる巨大な人気スポーツがあります。
中でも国民的な人気を獲得しているのがアメリカンフットボールのNFL(National Football League)と言われています。
毎年2月に行われるチャンピオン決定戦である「スーパーボウル」は全米中の注目を集める一大イベントです。

今年のNFLは新型コロナウィルスの蔓延により無観客などで開催され、選手には自身や家族を感染から守るために今季は自主的に試合に出場しない「オプトアウト」という権利が与えられました。
各リーグも以前のような形ではなく、どうすれば「ウィズコロナ」の時代にリーグ戦を維持できるかを考えていますね。

少し前段が長くなってしまいました。
次回は自主的にオプトアウトを選択したある選手について、書きたいと思います。

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