
皆様、こんにちは。運動研究所の宮島です。
前回は、日本のスポーツの理想を議論すべきという話をしました。なんと今回はテーマ4回目です。
私は、どのような状況がスポーツの理想であるか?という議論については、文部科学省やスポーツ庁の指導力が大いに発揮される必要があると考えます。
というのも、良くも悪くも今の日本のスポーツ界には「アマチュア」が溢れています。プロが成立している競技は数えるほどで、ほとんどの競技はアマチュアとして活動していますし、若年層の指導者はほとんど別に仕事をしています。また競技団体の仕事だけで生計を立てている人はほんの一握りです。
このような方々はいわゆる本業がありますので、スポーツの将来云々の議論に多くの時間を割くことも難しいでしょうし、今のスポーツ界の居心地がいいということもあるでしょうから、変えたいという声が上がりにくい環境と言えます。
今年も年末が近づき、同じテーマの文章が長くなりました。このテーマについては、また別の機会に改めて取り上げたいと思います。
次回は2019年を迎えて思うことを書きたいと思います。
では、みなさまよいお年をお迎えください!