
皆様、こんにちは。運動研究所の宮島です。
さて、少し前になりますが、「豪腕」(ジェフ・パッサン著・ハーバーコリンズ・ジャパン)という本を読みました。主としてアメリカの野球において、肘のケガがいかに多発しているかと、それを治療する「トミー・ジョン手術」の実態についての本なのですが、私にとって衝撃的だったのは、今や10代でこの手術を受ける子どもが急増しているということでした。
スポーツをする以上、ケガが不可避なものであることは私も理解しています。ですが、わずか10代で、腕を酷使してきたメジャーリーガーが受けるような手術に臨まなくてはならない状況になってしまったり、またそういう状況が多発したりするということには、やはり違和感を感じざるを得ません。
次回はもう少し深く書きたいと思います。