所長コラム(129)「スポーツの季節」

皆様、こんにちは。運動研究所の宮島です。

早いもので今年も5月になりました。今年の大型連休は今日と明日(5月1日・2日)を休みにすることでなんと9連休という方もいらっしゃると思います。私は独立して以来時間が比較的自由になることもあって、あまり他の方がお休みされる時期に旅行等をすることが少なくなったのですが、先日地方に行った時には海外からの旅行客の方の姿をよく見かけました。日本政策投資銀行(公財)日本交通公社とが2020年12月に実施した「DBJ・JTBF アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査(第2回 新型コロナ影響度特別調査)」によると、アジア居住者も欧米豪居住者も日本を「コロナ後に一番行きたい国として選んでいたようですので、その表れなのかもしれません。

また最近は徐々に温暖化が進んでいるとはいえ、5月はまだスポーツに適した気候といえるのではないでしょうか。私が担当していたバレーボール(インドアですね…)ではⅤリーグは先月下旬に男女とも終了しましたが、今日から第71回黒鷲旗全日本男女選抜大会が大阪府大阪市の丸善インテックアリーナで開催されています。同じくインドアではありますが、バスケットボールのBリーグも今月ファイナルが行われるようです。また屋外のスポーツに目を向けてみますと、プロ野球も3月末に開幕して、そろそろ2回目の対戦が進んでいるところのようです。おそらく各球団とも対戦チームの今年の傾向等の分析も進んで、対策が行われていくことで、だんだんとチームの力の差が出始める頃と言えるでしょう。そして今年開幕30周年のJリーグもざっくりではありますが全体の1/3ほどが終了しています。私も1993年5月15日に当時の国立競技場で行われたヴェルディ川崎横浜マリノス(チーム名は当時)の試合を何とかして手に入れたチケットで観戦したことを思い出します。

ところで今年Jリーグでは30周年記念事業として9万名の方を無償で招待するキャンペーンを行っています。Jリーグがこのようなキャンペーンを行うことの意味はなんなのでしょうか。

次回もこの点について書きたいと思います。

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