所長コラム(62)「未来のために」

皆様、こんにちは。運動研究所の宮島です。

さて前回は、競技パフォーマンス向上に必要な要素をいくつか書きました。
それに加えて大きく競技力に影響を与える要素が「体型」「体格」です。多くの競技の場合は、身長が大きくがっしりとした体型の選手が有利になることが多いです。

特に子どもの場合、成長の個人差がありますので、当然早熟の子どもの方がパフォーマンスの向上が早く、競技の結果も出しやすくなります。昨今Jリーガーには早生まれが少ない、などと報じられてもいますね。

しかし、そのようなことを考慮せず、今までのようなやり方で、しかも「勝たなければ意味がない」などと早くから結果だけを見るやり方を続けていくと、少子化が進む日本では総合的な競技力は下がる一方なのは自明ですよね。これからの日本はここをまず変えていかなければならないと思います。

次回は「名選手は名コーチ?」について書きたいと思います。

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