所長コラム②「少なくなる子どもたち」

皆様、こんにちは。運動研究所の宮島です。

さて、前回は少子高齢化の懸念について書きました。今男の子ではサッカーと野球、女の子ではバレーボールとバスケットボールの登録数が多いそうです(日本体育協会HPより)。そして残念ながら、日本のスポーツ界では登録人数競争が行われています。これはマーケットの規模に直結するので理解はできます。しかし、子どもの数が少なくなる中で、今までのような自由競争で競技を選択させ続けていると、前述のような、人数が多い競技に収れんしていくことが予想されます。

子どもたちが、一つの競技ではなくいくつかの競技から自分が取り組む競技を柔軟に選べるようなスポーツの環境を築き上げていく必要があると考えています。

次回は勝つことについて書きたいと思います。

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