所長コラム(36)「スポーツブーム」

皆様、こんにちは。運動研究所の宮島です。

前回はオリンピックのチケット申込みだけが過熱しているという話を書きました。

現在のスポーツ観戦は二極分化しているように感じています。それは「このスポーツが大好きだから見たい!」という方と「なんか、盛り上がっているみたいだから見に行きたい」という方です。
ただ、後者の「盛り上がっている」は単純に目立つ存在の選手やチームが出現したからであって、本当の意味の盛り上がりとは言えず、ブームに過ぎないと考えています。

そのブームを如何に盛り上がりに変えるかはコンテンツホルダーとしての施策によるものであり、それによって初めて「大好きだから見に行きたい」というフェーズに到達できるのです。
ブームのままではその選手が引退したり、他にブームが起こるとすぐに衰退してしまいます。

次回は「夏のスポーツ」について書きたいと思います。

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