所長コラム(79)「コロナ禍の学生スポーツ」

皆様、こんにちは。運動研究所の宮島です。

今年は季節が進むのがとても早い印象があります。
桜も平年よりもかなり早く咲いたようですね。
私が中学校に入学したウン十年は、4月に入ってからの入学式に向かう道の桜が満開だったなぁと思い出しました。

4月と言えば新年度。新しい生活を迎える人も多いと思います。
昨年度は春の選抜高校野球やインターハイなどが中止になってしまい、最終学年を満足いく形で終われなかった方もいらっしゃったと思います。
今年はプロリーグを中心として、コロナ禍でも様々なスポーツイベントや大会の実績が積み重ねられてきましたので、何らかの形でぜひ大会を実施してあげて欲しいと願っています。

一方で、私は昨年度の報道などに接し、大会に出ることだけが学生スポーツなのか?という疑問も同時に持ちました。
特に、強豪校と言われる学校の監督さんが大会がなくなったことに嘆き、「目標をどう持たせてやればいいのか…」と呆然とされていたことには強い違和感を持ちました。

次回もこの点について書きたいと思います。

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