所長コラム(39)「オリンピック1年前」

皆様、こんにちは。運動研究所の宮島です。

さて、2020年7月24日に開幕する東京オリンピックまで1年を切りました。先月24日には、オリンピック1年前を祝うイベントが行われていましたね。当日はIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長も来日し、いよいよ近づいてきているな、と思いました。

私は東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定された2013年9月7日は、前職でバレーボールの大会のために名古屋にいました。
土曜日の夜(というより日曜の早朝でしたね)にテレビで当時のロゲIOC会長が「TOKYO」と書いた紙を示したとき、複雑な思いをしたことを記憶しています。
それは、当時薄々感じ始めていたことで、「今の日本がオリンピック(とパラリンピック)を開催することが、本当に日本のスポーツの将来に寄与するのだろうか?」という疑問があったからです。

次回は引き続きこの点について書きたいと思います。

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