所長コラム(75)「アメリカの祭典」

皆様、こんにちは。運動研究所の宮島です。

2021年は早くも2月になりました。
来週の月曜日(日本時間)には、アメリカ中が熱狂する言わば「アメリカの祭典」NFLのスーパーボウルが開催されます。

今年のNFLは、他競技のリーグと同様、新型コロナウィルス感染症の影響を受けたシーズンでした。
無観客や観客数を絞って開催したり、以前にこのコラムでも書いたように「オプトアウト」という形で、選手が自主的に参加しないという選択肢を提供したりと、かなり工夫を凝らしたようです。

私が特にアメリカのフレキシビリティを感じたのは、今シーズンはプレーオフに出場するチーム数をAFC/NFCそれぞれ、例年の6チームから7チームに増やしたことです。
それにより、例年より下がり気味になりそうだったレギュラーシーズン終盤の試合結果に一喜一憂したり、負ければシーズン終了となる一発勝負のプレーオフの試合を増やしてファンの注目を引き付けたりとすることができました。
NFLがこのような努力を惜しまないのはなぜなのでしょうか?

次回は引き続きこの点について書きたいと思います。

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