所長コラム⑨「小学生のランキング」

皆様、こんにちは。運動研究所の宮島です。

さて、前回まで「豪腕」(ジェフ・パッサン著・ハーバーコリンズ・ジャパン)という本を読んで思ったことを書きましたが、実はこの本を読んで驚いたことがもう一つありました。それは、アメリカには全米の小学生年代の野球選手のランキングがあり、このランキングで少しでも上位に掲載されることを子どもや周辺の大人が望んでいるというのです。

それはなぜか?お察しの通り「将来的にメジャーリーグのドラフトで有利になる可能性が高いから」だそうです。そのため、子どもは少しくらい肘などに痛みを抱えていても、登板機会があると投げることを求められてしまうとのこと。アメリカンドリームの国の話なので、日本と違うといえば違うのですが…

次回はもう少し深く書きたいと思います。

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